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2003・7・23記載
Yasuo Inoue
ココロが痛チのこころだぁ
6月22日、猪苗代湖北岸をゴミ拾いするイベントに参加した。そこで保護された、目のまだ開かぬイタチの仔を預かってしまった。一週間、家族三人交代でネコミルクを与え育てた。目も開いた。余り人になれてもと…娘と二人、大玉村にある鳥獣保護センターに持ち込んだ。
応対にでた野生動物救護スタッフのM先生(やさしそう!)曰く、かわいいでしょう〜よく慣れるでしょう〜甘えん坊ですよう〜。大丈夫。人に慣れても。ちゃんと野生に帰るから。エサある?ケージは?…で、冷凍虹マスをドッサリ頂いて大きなケージもお借りして…今に至っている。
てな訳で、何を言いたいか?
何でこの広い福島県に鳥獣保護センターが一つしかないんだ!?ということ。(だから超忙しい。特に乳飲み子は大変…)
否応なく人間社会の中で必死で生きる野生動物たち。人がしてやれることは保護と高度な医療ではないか。道路上で無残な姿を晒すタヌキやキツネ、諸々の野生動物たち。また轢かれてる〜、キモチワリィ〜、では済まない。彼らも決して本能だけで生きてる訳じゃない。喜びも、悲しみもある、生がある。人の生き方の中にも、まず、野生を育む自然全体を優先して物事にあたる考えがあってもいいのではないか。このままでは「人」がまずダメになりそうだ。
写真と文 井上 康夫
( 通称「やっちゃん」。自称、ブナブナ教の教祖。)
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