|
2003・4・26記載
Shinichi Okuda
磐梯登山 2003 春
春になったぜ!フキノトウ
世の中、春爛漫の暖かな日、2月初旬に「3月までこの雪持つかなー?」なんて言ってたけど、しっかりシーズンいっぱい持ってくれました。
天気がいい日、登山日和なのに野暮用に明け暮れ、明日は絶対登る!硬く決心し早寝するつもりが、
いつものとおり夜更かしとなり、「ゴミの日だぞー!」の目覚まし代わりの声にがばっと起きてみれば、なんと曇り空!天は我を見放した(注;映画、八甲田山劇中のセリフ)。
気を取り直し、たらたらと準備してのんびり出発。
この前は2合目まで行ってきたけど遅くなったから今回は1合目でお昼になってしまう、などと行程を考えながら登山道のゲレンデをのんびりしたペースで歩く。
さすがに春の陽気だ、暖かい、しかしちょっと暑すぎない?
と思ってたら真夏日に近かったことを夜のニュースで知った。
半月前ならスキーができたのに、雪が溶けたばかりのゲレンデは枯れた草原となっているが、
あちこちに薄緑が点在している。 春一番の山菜、フキノトウだ。
おもむろにザックから袋を取り出し食べごろのものを摘み取る。
今日の目的はこれ! 新鮮なものをテンプラにして塩をつけて食べると絶品、ほろ苦さが口の中に広がる。
食べる分だけ摘み取ればもうたくさん、里では花が開いてしまってもう終わり。
ここまで取りに来るのには理由がある。 近くの田んぼのあぜ道は最近イヌの散歩道になっている、しかも誰一人袋を持ってない!。
本格的な山菜シーズン前で人が入り込まない、イヌの散歩もない(と思う、たぶん)、だからここなのだ。
さて今晩のおかずが手に入った、もちろんテンプラで食べるのだー!
写真と文 奥田 信一
( やっぱり怪しい探検隊員こと町のクマさん。)
|
|
 |


 |
|